ヴィンテージラグ

シンプルに、希少なキーアイテムがあります。空間という総合的なコーディネートで「それ」がないと完成しないもの。または、あるとないとで雲泥の差が生まれてしまうもの。

手に入れた人だけが作れる部屋、そんなものがあります。

このハイセンスなホテルは京都にあるMaana kiyomizu。https://maanahomes.com/ja/kiyomizu/gallery

これを部屋に落とし込めるセンスの人が多くいるとは思いませんが、もし挑戦するなら、このラグがキーアイテムになります。

ヴィンテージのヘンプラグ。撮影の都合上、ソファにかけてますが床に敷くラグです。この雰囲気は単にヴィンテージからくるものではなく、以下の制作方法によります。

トルコのアナトリア高原で収集したヴィンテージラグに、補修を加え、製品染めをして、海水で洗って、海辺で乾燥させて、という、聞いただけでこれが唯一無二のラグだとわかるプロセスで作られています。

素材はヘンプ。日本では古来から神様関係に使われている特別な素材ですが、規制によりこの素材の製品は出回りません。それだけに素材だけでも価値がありますが、価値とかよりも先に、直感に訴えかけてきます。

Manna kiyomizuみたいな雰囲気は、家全体というよりは局所的にリビングだけ、玄関だけをコーディネートしていくのが現実的だと思います。また、それが楽しいと思っています。

注文住宅のように一回でイメージ決めて作りきっちゃうよりも、試行錯誤しながらひとつひとつの空間を作り込んでいく、そこに楽しさがあると思いませんか。

オンラインショップは準備中につき、もうしばらくお待ちください。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

慈素