慈素で提案するものについては、主にインテリア小物だけど、そのジャンルを問われると言語化が難しい。というのは、他に似たようなショップを見たことがなく、ジャンルに名前を付けることから始めないといけない状態。
こんなジャンルです、と長々文章で説明するよりも、見てもらった方が早い気もするので、とりあえずはできることから始めていきます。
簡単に言うと、慈素は自宅をホテル化するためのアイテムを提案していくと思います。僕自身ホテルのような落ち着いた空間が好きで、自分の生活そのものが買付や商品企画になり、慈素というショップに落とし込まれています。
ということで、
この写真は京都のホテル眞松庵さん。ちょっと見てほしいのは右側の花瓶のところ。
花瓶や陶磁器を飾って魅せるときには、下に何かを敷くのがおすすめです。敷物があることで床との境界ができ、花瓶の存在が浮き上がります。
花や草の量もこのくらいの量がいいですね。”詫びさび”というやつでしょうか。ホテルのような落ち着いた空間の演出には、なにごとにも十分な余白が必要です。
さて、上は参考ではあるんですが、慈素の扱いのアイテムにこの石台があります。
このふっくらして癒される形どうでしょうか。落ち着いた空間にはまる、静かな感じがいいですよね。静けさを感じるアイテムは探すと意外とないのかも。
黒い石なので、割と和テイストではありますが、和過ぎない絶妙なバランスが好きです。置く場所は眞松庵さんのように和室じゃなくても合います。
下に敷いているのはジュートのマット。慈素がオリジナルで作ってます。
こんな感じで自宅をホテルのようにするアイテムや、生活感を排除する工夫や技術などを紹介していきます。
オンラインショップがまだなので、いまは慈素というショップの雰囲気だけでも感じていただけたら嬉しいです。
慈素