ティーマット(大麻)

こちらは大麻。緯糸に大麻の繊維を割いて織っています。経糸は苧麻(ちょま)の手績み糸。

そもそも手績み糸というのがあまり知られていないですが、手作業で植物の繊維を繋いだ糸です。この方法だと植物の繊維そのものの硬さでパキパキしているので衣類などには向いていないですが、古来の糸作りはこの方法です。

苧麻も聞き馴染みがないと思われますが、別の呼び方だと[からむし]、またはこの繊維を紡績した糸をラミーといいます。ラミーといえば洋服でもたまに使われるので知っている方もいるかも知れませんね。

緯糸の大麻は古来より神事に使われる繊維ですが、日本ではブラックボックスに入れられているためその性質を知る人が少ないです。

大麻を割いた繊維が竹串のように整列していますが、上下左右に曲げても竹串のように割れることがなく一生モノとして使えます。また大麻の繊維が秘めている光沢はとくに凄まじいので使っているうちにこの布やばい!と感じるときが来ると思います。

ところどころ飛び出したひげがいいですね。繊維の一本一本に光沢があり、ほんと神がかりを感じる素材です。20×30 18000(+税)で販売します。

慈素

ティーマット(ゲワン)

依頼していたティーマットが仕上がりました。ゲワンという謎の繊維で。

見た感じは竹串が並んだような感じに見えます。一見どこにでもありそうな。

最近はこういった感じが好きですね。素材の自然色を活かした感じ。そうした方が他のアイテムにも合うし、全体として調和がとれる。

経糸は苧麻の手績み糸を使って、緯糸はゲワンの繊維を割いて織っています。繊維を割きながら織ってるのでなかなか手間がかかっています。

20cm×30cmサイズで、16,000(+税)になります。欲しい方は声かけてください。そのときあれば販売できます。

慈素

[延長コード]を考える(ホテルライク)

延長コードって生活する上で欠かせないものですよね。でも生活感が出やすいところなのでホテルライクを目指すならうまく隠す必要があります。

お洒落な延長コードを使いあえて魅せるって手もありますが、素材にフェイク感やプラスチック感がでてしまうものがほとんどなので基本的には隠す方がよいと思います。

ただ隠すにしても家具の配置によっては隠しづらい時もあります。そしてそれはどちらかと言うと根元の方。どんなにおしゃれな延長コードでも根元の方までおしゃれというのはほとんどなく、ここが見えてしまうのはなるべく避けたい。

生活感のでてしまう根元部分

そこでお勧めなのがエレコムのルオット。ルオットのいいところはミニマルでおしゃれなのもそうなんですが、根元の方までおしゃれという割と珍しいデザインなところ。これであれば隠しづらい場所であってもおしゃれに見せることができます。

無駄のないミニマルなデザイン
この根元のシンプルさが他とは違うところ

うちでは基本的には本体も根元も隠しているんですが、洗濯機裏の差し込み口だけが隠せてないのでこのデザインが重宝しています。

見えてしまっても大丈夫なデザイン

ネットで1000~2000円程度で購入できます。

お部屋をよりよくしたいという方にとって参考になれば嬉しいです。

慈素

[ドライヤー]を考える(ホテルライク)

先日、ドライヤーの調子が悪くなり、新しく買い替えました。

サロニアのドライヤー。

ドライヤーは機能の為に形が美しくなかったり、家電感があったりで、なかなかホテルっぽいものがないんですが、サロニアのドライヤーはデザインがすごく良くて価格もお手頃だったので買ってみました。

6000円程度で買えます

ホテルライクなコーディネートでは素材にこだわることが大事です。ドライヤーは特にプラスチック感、配色から家電感のある製品が多く、こだわらないと生活感が一気にでます。

その点このサロニアは素材がマットな感じなので、プラスチックのようなチープさがなく、家電感のないワントーンカラーがお洒落です。

いまは高機能なドライヤーも多く出てますので、機能を求めると、もの足りない方もいるかもしれませんが、さほどこだわりがなければサロニアはおすすめです。

本体が軽く、風量もあるので普通に使いやすいです。

おうちホテルを目指す方だけじゃなくて、お洒落な部屋にするコツを知りたい人にとって、このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。

慈素