楽園[エッセイ8]

楽園はどこにあるのか?
手始めにキレイな川を目指してみた。
日本一キレイと言われる三重の銚子川。
車で4時間以上…。遠かった。

朝一の楽園を見るために夜中に出発した。
夜中のうちにつき、車中泊をして、川に向かった。
ここは楽園か…?

川っぺりに座ってると苦手な虫がやってきた。
「ここにも虫がいるのか…。」
がっかりしてると虫が言いました。

「お前はバカか…? ここにも虫がいる? 当たり前だろ。」
生意気な虫だ。

「ここからでてってくれないか?」
「出ていってくれ? 笑わせる。 お前の理想の楽園はなんだ? キレイな海とキレイな川、それに自然豊かな森だろう。 それを作ってるのは誰だ? 俺たち虫だろ。 俺たちがタネを運び、植物連鎖込みでできあがってんだ。 この地球を作ってるのは俺たち虫だ、お前ら人間がでていけよ。」

僕は言い返せずその場を立ち去った。
あの虫の話が本当なら、この世に楽園などないのか…。

スーパーフライは『キレイなものは遠くにあるからキレイなの』と歌っている。
実際、写真で見る楽園は美しい…。 でも実際に行ってみるといろんなことにがっかりする。
川っぺりの大きな平岩に寝転がろうとしたら鳥のフンがついててちょっと嫌だった。

それはパンフレットには書かれていない。
多分スーパーフライさんはそこまで見越して歌ってる。
近くに行けば虫もいれば糞も落ちてる。
遠くから眺めるくらいがちょうどいいんだと…。

「愛を込めて花束を」は思ったより深かった。


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○サシェ 上原
1989年生まれ。

サシェ ブティック(本店)
サシェ ミニ ブティック(姉妹店)



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道中強すぎる通り雨に絡まれる。

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銚子川のヴィジュアル。

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銚子川隣の道の駅で食べたラーメンと飯。美味い。疲れてたから。

No.30 Islands(3)

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調香ノート_
シルクとコットン、リネンによってつくられた諸島のファブリック。
グリーンの木々と砂浜には植物の繊維を、海とジャスミンにはシルクの繊維がつかわれています。
やわらかく光を吸収するグリーンの木々と、うつくしく光沢する海による光のコントラストを楽しめます。
砂浜にはリネンの繊維をつかい、カリッとした光沢とタッチを生んでいます。
全体にはふくらみのある綿で雲のエッセンスを加え、見る角度により諸島が霞んで見えたり、輝いて見えたりします。

Top note_ アクアシルク ジャスミンピーチシルク
Middle note_ ビーチリネン
Last note_ グリーンコットン クラウドコットン

クック諸島e7089bf65cbb70f27c00e02c67a185e7flower-2069140_960_720


複雑すぎる…。ちょこちょこ書いてきます。


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○サシェ 上原
1989年生まれ。

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No.20 Musk melon

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調香ノート_
ハスの葉の茎から採取できる繊維を気の遠くなるような工程で撚り重ねてつくられるハス糸を、シルクに絡み合わせて織ることで[Musk melon]の編み模様を表現しています。甘く熟した果実は潤いのあるシルク。ハス糸の風合いを表面にだしながらシルクをあまく織り込むことで、例えようのないやわらかくしっとりとした手触りのファブリック。

Top note_ コルク ロータスフラワー
Middle note_ フルーツ シルク
Last note_ シルク

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香水のように複雑で多彩な調合で創りだされるファブリック。

これは蓮糸でのクリエーション。素材の希少性から2度とつくれない可能性がある…。
いつか香水のように、No.20は名作、とか言われたいな。


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○サシェ 上原
1989年生まれ。

サシェ ブティック(本店)
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No.30 Islands(2)

No.30 Islands
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薄雲の空から見つけた、美しい諸島。
かがやくアクアブルーと白い砂浜、生い茂る木々にジャスミン。

繊維にはそれぞれ固有の特徴があって、それを引き出して組み合わせるのが楽しい。
この生地の素材は大まかに、シルク、リネン、コットン。3種類の素材が使われてる。

異素材を組み合わせる場合は、①糸自体が多素材 ②等間隔で細かく織り合わせる ③縦糸と横糸で素材を変える。この3パターンがベターで、上質な生地をつくるためにはそれしかない。

そう思うと、この生地は面白い。そのどのパターンには当てはまらない。シルクの場所、リネンの場所、コットンの場所がそれぞれ存在して、光沢や肌触りも違いを感じれるようになっている。

それを可能にさせてるひとつの理由は手織りってこと。一般的に想像する手織りとは違って、細密さは着物とかに近い。かかってる金も…。
まぁこの時代にファブリックで挑戦するには、死ぬ気でいけってこと。


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○サシェ 上原
1989年生まれ。

サシェ ブティック(本店)
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