月別アーカイブ: 2016年7月

私物で恐縮ですが

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香水を買いました。

仕事がら最高の香水を求めてかなり試していますがいまだ辿り着けず。

この世界は本当に難しいですが開拓しがいがあります。いっけんアートのようにも見えますが、確かにクオリティのある世界です。


こちらは”The Different Company”のベルガモット。

調香師はジャンクロードエレナ、ボトルデザインはテェエリ。

可愛いボトルですよね。ボトルのデザインやパッケージは中の香りをイメージして創られているので、気に入ったデザインの香水がドンピシャで自分の好きな香りだったりするんですよ。

このベルガモットがどんな香りかというと、、こちらから抜粋。

ベルガモットは香水を作るにあたって最も大切なオイルのひとつで、強い天然樹脂様をもつ柑橘類の皮の香りがトップノートにあり、お茶につかわれればアールグレイの香りになる。ジャンクロードエレナのつくったこのベルガモットは、明るいけれどすぐに消えてしまうような素材の香りを、「ジンジャーエッセンス」で見られるような広がりのある眩しいジンジャーとシトラスのトップノートから、オレンジブロッサムのミドルノート、そしてすがすがしく軽いローズ様のムスクへと滑らかにつなげていこうとしている。その試みは上手くいっていて、冬の朝のようにさっぱりとしているものの、正直にいえばほとんど存在感がない。個人的スペースをかなり侵害しない限り、つけているのがわからないかも。いい換えれば、香水が好きではない人たちにぴったりの目立たない清潔なシトラス系で、その中ではかなりいい。=タニアサンチェス

—以上


僕が書くと、、この香水はライトシトラス系の洗練された香りですね。ひとつひとつのエッセンスが高品質でぼやけていないので、ベルガモットからスパイシーなジンジャーが広がる様など、香りに魅せられます。

The Different Companyは現状試せるところがほぼないですが、購入はフォルテさんからできるようです。



まだまだ香水を探すたびは長いですが、いつかお気に入りの香水をブティックにおきたいですね。

最近は入荷より、バイイングの考えに関する話が多いです。
入荷も少ないので、一時的にそういう読み物だと思ってください。




またブログ書きます。



Sache 上原





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Sache Boutique(サシェ ブティック)
470-2380 愛知県知多郡武豊町平井5-81(実店舗休業中)
ホームページ:http://maison-loosen.com
E-mail:shopmaster@maison-loosen.com

展示会シーズンに入り

例年通りなら東京にちょくちょく行っているはずですが、ことしは取り扱いブランドが減った都合でまだ行っていません。

といっても富士や山梨、滋賀や京都などの地方には生地の仕事でよく行っています。

さて、ブティックは内装工事中につき、なかなか撮影が捗らないので、撮り溜めの写真から紹介します。

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こちらは山本広巳氏の「焼〆千点紋急須」

無数の針穴が開けられていますね。千個開いているのかな?と思いきやその何倍も開いています。

これは窯のなかで焼成しているときに無数の穴に気泡ができるのですが、その気泡により表面の温度ムラが加速し、大きな色の変化を起こします。

正確に言うと、「大きな色の変化が起こるのではないか」という仮説のもと焼成されています。なんでかって、前例がないからです。


いかがでしょうか。
表面は同じ色がないほどに多彩な色むらを起こしていますね。こんな急須を「景色がある」といいます。
素晴らしい。

こちらに掲載しています。→山本広巳「焼〆千点紋急須」



またブログ書きます。



Sache 上原





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水をためた洗面台にシャツを突っ込んで、

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適当に揉んで、適当に絞って、たまたまハンガーのかけやすかった廊下に干します。

適当に絞ったせいで、カフスから水滴が漏れ出して、床に水たまりができそう。それでも床がすぐに腐る訳でもなく、いまは気にしない。


友人に誘われてロックのライブにいきました。白シャツで。山神シャツ。

前は開けっ放し、袖は適当に捲り、最前線の熱気のなかでビチャビチャに。正直これが誰の汗かわからないほどにもみ合いました。

ぬれて肌色が見えるほど透けたシャツですが、キレイな水で育った生地は、濡れていることに不快感を感じません。それも生地の自然な姿だったりするからです。

確か、アルモ社の生地で仕立てた気がします、自信はありませんが。スイスのキレイな水で育まれた生地です。


そんな濡れたシャツを持ち帰り、水はった洗面台に沈めました。応急処置。洗う時はちゃんと洗います。それが冒頭のできごと。

この山神シャツ、シャツ自体にデザインはありません。
カラーの形も、カフの形も僕が選んでいます。魅力と言えばただ生地と仕立てがいいだけです。

だから余計なものがありません。
そういったモノは自分自身がスタイルになります。


そんなことが終着点のひとつと思う最近のバイイングには共通点がみられます。

テンシーのアウター、プライベート0204のカシミヤストール、バカラのクリスタル、山本広巳の急須、ハーマンミラーのアーロンチェア、ノルのバルセロナチェア、、

どれも最高のクオリティを持ちますが、押し付けられるような余計なものは入っていません。山神シャツも同じです。


きっとお客さん自身がスタイルを創ります。自然体に。
僕は今後もこういったモノを集めて、提案していくと思います。



ただ、ことしの秋冬まではデザイナーブランドも入荷します。すでに90%は取引を終了しているのですが。

いま力を入れてることとは違いますが、それでも結構良いモノを厳選してます。




またブログ書きます。


Sache 上原





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どうやって目を肥やせばいいのか

と聞かれることがあります。
色々と方法はありますが、
良いモノを見続けることが早道だと思います。

実は、人の感性やセンスは「見慣れているか」に依存しています。
みなさんが好きなモノはなんでしょうか? 美しいと思うデザインはなんでしょうか?

きっと日常で、頭のなかで触れているものだと思います。雑誌を通してでも。
いつしか見慣れることで、当たり前になり、みなさんのスタイルに根付くのだと思います。

見たことないものを好きになることはできませんから。
だから目を肥やすには少し背伸びしても、良いモノを見慣れることが大事です。


さて、山本広巳氏の宝瓶(ほうひん)、口が小さいのにお気づきでしょうか。

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といっても、宝瓶の普通の形を知らないとわからないですよね。

下記にいろいろな宝瓶の注ぎ口を掲載します。

P7090001W急須の話より 山本広巳著

いかがでしょうか。

注ぎ口のつくりが全然違いますね。

とくに右2つは、現代の茶葉に対応した結果、細かな穴が増え、注ぎ口が大きくなっています。


こちらが広巳氏の宝瓶です。

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注ぎ口が小さいですよね、くわえて立体感のある茶こしが美しい。

実用性を兼ねて口を小さくするには、このように内から茶こしを貼り付ける必要があります。

そしてこの茶こしはこの世の誰も創れません。広巳氏自身もつくれなくなったため、ある種のオーパーツです。

穴の数はおおよそ500。ミニトマトを半分にしたくらいのサイズ。



この茶こし、胴と同じ土に見えますが、実は違うんです。いや、同じ土ではあります。

茶こしの部分は中でも微細な粒子のみを時間をかけ抽出してつかっています。

でなければ穴が崩れてしまいますからね。あけてる最中に。ボロっと。

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最高のモノを知って、見慣れるのがいいと思います。

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この宝瓶はもう手元にありません。



またブログ書きます。



Sache 上原






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